2026/06/19
確定申告における申告方法は2種類あり、それぞれに特徴や向いている人が変わります。
本記事では、確定申告の概要、白色申告と青色申告の違いについて解説します。
確定申告とは
確定申告とは、1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得を計算し、国に納めるべき税額を確定させる手続きを指します。
自営業者やフリーランスだけでなく、一定の条件を満たす会社員も確定申告の対象となります。
集計した所得金額に基づき所得税を算出し、期限までに申告と納税を行うことで、税金の過不足の精算を行います。
白色申告と青色申告の違いとは
個人の確定申告には、大きく分けて、白色申告と青色申告の2種類があります。
それぞれの違いについて以下で確認していきましょう。
白色申告とは
白色申告は、事前の届出が不要で、誰でも利用できる標準的な申告方法です。
◾️特徴
記帳方法が単式簿記と呼ばれる簡易的な形式で済むため、家計簿のような感覚で作成できる点がメリットです。
特別な控除はありませんが、事務作業の負担を抑えることができます。
◾️向いている人
副業を始めたばかりで所得が少ない人や、会計ソフトの操作に不慣れで複雑な帳簿作成を避けたい人に向いています。
ただし、現在はすべての白色申告者に帳簿の保存義務があるため、全く記帳をしなくて良いわけではない点に注意が必要です。
青色申告とは
青色申告は、事前に所得税の青色申告承認申請書を税務署へ提出することで利用できる、特典の多い申告方法です。
◾️特徴
最大65万円の青色申告特別控除を受けられるのが魅力の申告方法です。
また、家族への給与を経費にできる青色事業専従者給与や、赤字を3年間繰り越せる純損失の繰越しなどの強力な節税メリットがあります。
ただし、原則として複式簿記による正確な記帳が求められます。
◾️向いている人
事業を本格的に展開しており、所得税や住民税をしっかり抑えたい人に向いています。
現在はクラウド会計ソフトを活用することで、専門知識がなくても複式簿記の帳簿を作成しやすくなっているため、多くの個人事業主が選択しています。
まとめ
確定申告は、事業の成果を正しく報告するための重要な業務です。
白色申告の手軽さと、青色申告の節税メリットを比較し、自社の事業規模にあった方法を選ぶことが求められます。
確定申告の具体的な方法や、自身に合った申告方法がわからない場合は、確定申告の実績が豊富な税理士へ相談することをおすすめします。